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2010年6月5日土曜日

Angel Beats! 第10話 感想

結弦と奏が、SSSの皆に満足させてあげるための具体的な行動を開始する。
奏は器用なところもあるけど、不器用なとこもあるって感じ。演技は下手なのかも。

ユイは生前、体を自由に動かせなかった。そのため、興味を持った野球やサッカーもできなかった。そして、女の子の夢の「結婚」もできなかった。
しかし、もし来世で出会えたなら、そんな彼女でも必ず受け入れることを日向が約束し、ユイは安心して消えた。

ゆりの妹や、音無の妹だって理不尽な死(殺人や病気)なのに、この世界にはいないようだ。もうずいぶん前に満足して消えた可能性もあるが。
今後の展開で、彼女たちと出会うことで、ゆりや音無が満足して消えるのかもしれない。
しかし、opにもあるように、奏はそんな人々を見送り続け、自身は孤独なままである。そんな彼女を独りぼっちのまま、音無が放っておくとも思えない。
だから、最後にはどうなるのかが想像がつかない。そこが、おもしろい。

しかし、やっぱりこういう展開になった。天使が、本当は皆の見方なのに、自ら敵を演じる。自己犠牲。音無という支えがあるが、それでも辛いと思う。でも、皆の幸せそうな笑顔を見たら、奏も満足なのかもしれない。
普段の安らぎは、麻婆豆腐だけ。そんなささやかな幸せも、俺、奪っちまった…というのは許せない。でも、音無はそれも反省してたし、今ではすっかり仲が良い。

音無と天使が話してるところを、戦線のメンバーに見られたらどうなるだろう?
あと、最後に出てきた「影」はなんだ?

「ま、勉強とか部活とかができるだけで幸せだよな」と諦観することも時には必要なのかもしれないが、それだとこの世界から消えてしまう。そうして消えるのも悪く何のかもしれないが、やはりもう一歩先まで進みたい。

彼らのこれからの行動を見守りたいと思う。
それから、最初はこんなにたくさんの名前覚えられないよ><、と思ってたけど、今では全員覚えた。3カ月の間で、彼らのことがほんの少し分かった気がする。

このアニメが終わっても、現実での理不尽な出来事に対する気持ちの整理と行動、に関する考察は、やめない。

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